えっ!こんなこともあるの!?保険の契約を断わられてしまう4つの理由
保険に加入を考えるも、審査に通らずに断られてしまうこともあるそうです。
しかも、これってどうやら珍しいことでもないようです。
ではどうして審査に通らずに、断られてしまうなんてことが出てくるのでしょうか?
今回は、『えっ!こんなこともあるの!?保険の契約を断わられてしまう理由』についてご紹介していきます。
保険会社の引き受けリスクが高い場合
保険加入時に、既に病気が発覚してしまっている場合や既往歴などによっては、加入を断わられてしまう可能性があります。
保険は基本的に、健康状態が良好な場合に加入できるものなのです。
そもそも保険というものは、保障を必要とする人と、加入をしているも保障を必要としない人の調和によって支えられているものです。
保障を必要とする人ばかりを引き受けてしまうと、保険会社は赤字が増える一方で経営を維持することができません。
その為、リスク回避を行なう必要が出てくるため、既に病気が発覚してしまっているような人の場合は、引き受けを断わらざるをえないわけです。
保険の加入時に病気が発覚しているにも関わらず、それを隠して告知書を作成してしまった場合、後々それが発覚して契約を解消されてしまうこともあります。
最近では病気になっていても加入できる保険もあるため、保険による保障を必要とする場合、治療が完了するまでは、一時的にこのような保険に加入をされることがおすすめです。
現在妊娠中である
妊娠中には、加入できる保険はないと言われています。
妊娠中や出産時には、何が起こるかわかりません。
また、突然帝王切開になるリスクだってあります。
加入して間もないにも関わらず、保障を必要とするケースが出てくるため、保険会社はリスク回避をして引き受けを行なわないようにしているのです。
その為、結婚をしてから保険へ加入を考えるのであれば、妊娠する前に加入をしておかなければいけません。
また出産が終わって体が落ち着き、とくにその時に病気などもないようであれば、その他の人同様に一般的な生命保険へ加入をすることはできます。
妊娠中はむしろ、学資保険をかけることを考えるようにして、生命保険や医療保険への加入は出産後の空き時間を利用して検討されると良いでしょう。
あまりにも高額な保障をかけすぎている
保険による保障は、自分の収入に見合ったものであることが一般的です。
収入に見合わないほど高額な掛け金の保険に加入をしていたり、あまりにも高額な保障を必要とする保険への加入は、不正利用の可能性も否定できないようになるため、審査落ちしてしまう可能性が高まります。
これから生命保険や医療保険に加入をする際の保障内容は、自分の収入から算出して、あまりにも大差が出ない程度に検討されることがおすすめです。
たとえば、現在の収入が月々30万円の人が、入院日額3万円の保障を組み1ヶ月入院すれば90万円もの給付金を得るというような場合は、審査落ちしてしまう可能性が高まります。
病気をすれば、
・入院中の生活費
・退院後の療養中の生活費
・入院費
など、各種費用が発生するものです。
その為、高額な保障を必要とする人が出てきてもおかしなことではないのですが、保険会社のリスク回避のためにも、保証額の面で受け入れを断わられてしまうことは仕方のないことなのです。
職種によっても加入できないことがある
新たに生命保険などに加入をする時には、必ず審査があります。
加入時のみならず、更新時にも審査はあるんですよ。
保険の更新時に、保障を削除したりして減らす分には問題がないものの、新しく保障をつけるような場合には必ず審査に通されてしまいます。
この審査にもし通らないようなことになれば、新たな加入や保障の追加ができません。
ちなみにこの審査の対象になる項目は、健康面はもちろんのこと、どうやら職種も含まれるようです。
高所で作業をする場合や、ケガや病気をしやすい環境にあるような場合には、リスク回避として保険へ加入をさせてもらえないのです。
また、保険への加入はできるものの、他の人よりも保険料が割高になるなんてケースもあるのだとか。
職種も審査時には、大切な要素の一つになるのですね。
まとめ
生命保険は、全ての人が加入できるわけではありません。
『えっ!お金払うのはこっちなのに!?』
驚きを隠せない人も多いことでしょう。
また、受け入れてもらえなかったことで不愉快に感じている人もいるかもしれません。
しかし、これは珍しいことではなく、よくあることのようです。
ちなみに受け入れを不可にされてしまうのは
・保険会社の引き受けリスクが高い場合
・現在妊娠中である
・あまりにも高額な保障をかけすぎている
・職種によっても加入できないことがある
上記のような場合であり、保険会社がリスク回避を行なっている可能性が高くなります。
一社で加入を断わられたからと言って、他社でも受け入れてもらえないわけではありませんので、保険への加入を検討するのであれば、いくつかの会社で審査に通してみましょう。