保険についての口コミ・評判なら保険トークにおまかせ!

貸付利用不可!?保険の貸付が利用できない理由とは?

2017.01.29

各種保険には、貸付制度というものがあります。
貸付制度を利用することにより、資金繰りに困った時に、低金利でお金を借りることができます。

しかし、条件を満たさないなどの理由で、貸付を利用できないケースもあります。

今回は、『貸付利用不可!?保険の貸付が利用できない理由とは?』についてご紹介していきます。

掛け捨ての保険商品である

保険の貸付は、解約返戻金を担保にして行なうものです。
解約返戻金としての積み立てを行なっていない、掛け捨ての商品にて契約をしている場合、貸付時の担保とする資金がありませんので、貸付制度を利用することはできません。

たとえ貸付を可能としている会社にて契約をしていたとしても、契約をしているそもそもの商品が貸付の対象外商品であれば、当然貸付を行うことはできないのです。

生命保険は長期に渡り掛け続けられるケースが一般的であるため、今後のライフプランの変化に応じて、保険を利用して貯蓄を行なっておきたいと考えるのであれば、貸付制度も利用できる掛け捨てではない商品にて契約をされることもおすすめです。

掛け捨ての商品は月々の保険料が安価なのですが、貸付が利用できるかどうかという面でも、それ以外の商品とは異なるものなのですね。

保険会社が貸付を不可としている

保険会社の中には、貸付を行なっていない会社もあります。
今契約している会社で貸付を利用できるかどうかについては、一度問い合わせておくと良いでしょう。

ネットなどでも、今契約をしている会社名と貸付というキーワードを入力すると、おそらく確認することができます。

あらゆる面で融通の利く会社にて契約をしたいと考えるのであれば、予め貸付制度に関しても確認をした上で、保険の契約に進まれることがおすすめです。

ちなみに貸付制度は、保険料の納付に困った時にも役立てることができます。
貸付制度を利用することにより、保険の解約を免れることができるケースも多々あるので、あると便利な制度であると言えます。

ただし、長期に渡り返済せず、利息がプラスされたことで返戻金よりも返済金額が上回るような場合には、保険自体も失効してしまうことになるので要注意です。

まだ保険に加入をして間もない

貸付を利用できる保険に加入をしていても、まだ保険に加入をして間もない時には返戻金への貯まりがないため、この制度を利用することができません。
たとえ利用できたとしても、ほんのわずかな額しか貸付を行うことはできないでしょう。

また、学資保険や養老年金のように、貯蓄効果の高い商品にて契約をしている場合であれば貸付額への期待も持てますが、一般的な生命保険の場合であれば貸付額も期待はできません。

ちなみに貸付できる額に関しては、ネットなどで確認できる場合もありますし、年度末に送付されてく書類にて確認を行なうこともできます。

まだ保険に加入をして間もない頃は、貸付を行なうことにより、保険が失効をする可能性も高まるので、失効されることのないように十分に注意をしておきましょう。

貸付に関しては、『契約後〇ヶ月以上経過していること』など細かな条件がついている場合もあるので、この辺りは一度保険会社に問い合わせてみましょう。

所定の手続きを実施していない

保険の貸付制度は、保険会社毎に定める手続きを完了して以降利用できるものです。
所定の手続きを実施していない場合には、貸付制度を利用することはできません。

加入をしてから一度も申請をかけたことがないなんて場合には、貸付が行なわれるまでに、1ヶ月や2ヶ月程度の期間が必要になります。

必要に応じてすぐにお金が借りられる、このようなものではありません。
その為、実際にお金を必要とする前に、手続きを終えておく必要があるわけです。

ちなみに最近では、保険会社から貸付カードというキャッシュカードのようなものが発行されて、このカードを利用することによりATMからお金を自由に借りられるという便利な仕組みになっているようです。

返済をする時も大変便利で、このカードをATMに挿入して操作を行い、後は貯蓄を行なう要領でお金を返済するだけで完了です。

毎回書類を発行する必要もなく、返済したい時に返済ができるので便利な一方、返済を怠ってしまうという人も増えているようです。

貸付に関する手続きは最初の一回のみで、後は自由にATMからお金を借りることができるものの、利息などの管理は自分では行なわなければいけませんので、保険が失効することのないように常に貸付残額については頭に入れるようにしておきましょう。

まとめ

保険の貸付制度は、
・掛け捨ての保険商品である
・保険会社が貸付を不可としている
・まだ保険に加入をして間もない
・所定の手続きを実施していない

上記場合には利用することができません。

貸付制度は便利な制度ですが、保険を失効させてしまう可能性も高まるものなので、常に管理を怠らないようにしておきましょう。

関連記事