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新しい保険を勧められたら、まず考えたいこと3つ

2017.05.01

新しい保険を勧められたら、いくつか考えたいことがあります。
保険は定期的に新しいものを勧められるものなので、その度に新しい保険へ変更することはおすすめできません。

新しい保険加入時の注意点とも取れる、今回の内容も是非参考にして、メリット多く契約できるようにしていきましょう。

保険料が値上がりしないか

新しい保険へ加入すると、多くの場合が割高な保険料のものを紹介されます。
『年齢とともに保障は手厚く』という口説き文句に、ついつい乗せられるという人も少なくはありません。

しかし、ここで考えたいのが、本当にその保険料を支払えるかどうかです。

今人生の中でも大切な時期で、手厚い保障を必要としているというのであれば問題ありません。

しかし、老後に向けて手厚い保障の保険を終身払いで・・・。
なんて契約であれば、ほぼ間違いなく、今後保険料の支払いが困難になると言えるでしょう。

そこで考えたいのが、現実的に今後も支払える保険料で算出された保険であるかというポイントです。

既に今の保険が割高で、新しい保険への加入を検討されている方の場合、たとえ今より保障内容が充実した保険であっても、それはニーズに合わせた保険の選び方とは異なります。

保険による保障だって大切ですが、その保険の支払いに苦労がつきない毎日になるようでは、新しい保険へ契約を変更した意味がありません。

・更新型の保険の場合は、必ず今後保険料が値上がりする
・多くの保障を、本当に必要としているのか
・現実的に支払える保険料になっているか

などの費用面を一番に考えた上で、新しい保険へ加入するかどうかを決めると良いです。

返戻金の有無について

現在の保険にて、解約時に受け取れる返戻金があるか。
これについても調べておくことは重要です。

新しい保険を勧めてくる時には、ほぼ間違いなく、今より高い契約料の保険を勧めてきます。

しかし、既に今の保険料に不満を抱いている人の場合、そんなに高い保険料を支払えるはずがありません。

そこで、新しい保険への『転換』を勧めてきます。
転換も新しい保険へ新規で契約することです。

既に貯蓄されている返戻金を保険料に割り当てて、今の保険料よりも月額料が安くなり、更に幅広い保障を得られるかのような錯覚を起こさせ、返戻金として本来かえってくるはずのお金を保険会社に処理されてしまいます。

保険会社にとっては、余分なお金(現金)を契約者に支払う必要がなくなりますし、営業担当者のポイントアップにも繋がるので、メリットしかないわけです。

しかし、契約者にとっては、必要でもない保障を付加されたり、現金として受け取れるはずのお金が受け取れないようになったりといったデメリットが目立ちます。

新しい保険を勧められ契約したいとの意思があれば、まずは一旦今の保険を解約して返戻金を請求し、それから新しい保険へ加入することもおすすめです。

誰だって、まとまったお金が手に入ると嬉しいですよね。
これを自ら保険会社に与えてしまうなんてことは、なるべくなら避けたいことです。

今の保険よりも劣っていないか

医療保険は年々保障内容の充実した良い商品が増え、貯蓄タイプの保険は年々貯蓄率が低くなっていると言われています。

新しい保険を勧められたら、まずは細かな保障内容にまで目を通してみましょう。
個々の保障の単価についても、確認することができるはずです。

もし今の保険と比較して、特約の単価が上がっているにも関わらず、保障内容がとくに変わらないなんて場合には、今の保険よりも劣っている保険だと言えます。

今の保険には求める保障がついていない。
もしかすると、「本来特約として付加することができるものの、今の契約ではつけていないだけ」なのかもしれません。

もし、あなたが今新しい保険への加入を検討されているのであれば、新しい保険に加入した方がメリットは多いように感じたとしても、一度細かな保障内容にまで目を通してみることをおすすめします。

そして、今よりの劣る部分がないかについても、確認しておきましょう。

まとめ

新しい保険を勧める時に、それに変更するデメリットを教えてくれる人はごくわずかです。
多くの場合が、あたかもメリットが多くなるかのように、新しい保険への加入を勧めてくるでしょう。

新しい保険を勧められたら、真っ先に考えたいことがあります。

それは
・保険料が値上がりしないか
・返戻金の有無について
・今の保険よりも劣っていないか

上記3つです。

これらについて総合的に考えた上でも、新しい保険の方がメリットは多いと感じるのであれば、そこで初めて保険を変更すれば良いだけの話しなのです。

一度解約するとキャンセルすることはできませんので、メリットやデメリットについてじっくり考えてから、行動されることをおすすめします。

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