保険証券のコピーが必要になるシチュエーション

どんな保険に加入しようか、もう既に加入している人であれば満期が来るまでそのままにしている人も少なくありませんが、切り替えなどを検討している時もあれば、新規の加入を考えていることもあるでしょう。
自分自身でパンフレットを取り寄せたり、お店に出かけたりする中で、時折保険証券のコピーをもらえないかと言われることもありますがこれは一体どういうことなのでしょうか。
保険の営業の人に頼まれた場合
昔であればそれほど気にせずに渡す人もいたのですが、保険の営業の人から言われた時にはやはり新しい保険の勧誘なのだろうかと身構えてしまう人も少なくありません。
いろんな理由がありますが、勉強をしたいから見せて欲しいというような事を言われたりもします。
人の保険で何の勉強をするのだろうと不思議に思うかもしれませんが、保険を営業する側からすれば、他者の保険に加入している人の保険証券を見ることでどんな保険を開発しているのか、保障内容や保険料などを知るいいきっかけにもなるのです。
ただ、保険証券はコピーであってもとてもプライベートな内容です。
当然ながら見せたくないと思う心理が働くのも無理からぬことです。
営業の人に見せてくれと言われて素直に見せても結局の所最終的にはその保険の不足している内容などがあれば、そこを補填できるような保険をすすめられたりする可能性はないとは言えません。
これから切り替えの時期が来ているから継続をするのか、または新規で契約しなおすのかによっても対応は異なりますが、その場合は自分から保険証券を持参してベストな内容に出来るように相談する方が多いでしょう。
友人・知人に頼まれた場合
頼まれてしまってコピーを渡さなくてはいけないという事が早々起こることはありませんが、友人や知人等で断れないという時には住所や氏名など個人情報に関わる部分は消しておいてから渡すという方法もありますが、基本的には渡さないことの方が多いです。
保険料がどれぐらいなのか、というような金額部分ぐらいは話題にすることもあるかもしれませんが、見直しなどで必要にならない限りはコピーを渡すという事はないでしょう。
もしもコピーを渡してしまったら
もし渡してしまっても、契約の話などをされてしまった時には断り文句を考えておいたり、今後の参考にということで聞いておくぐらいに留めておけばいいでしょう。
見直しの時であればしっかりと内容を吟味して新しく保険をどうするのかの材料にしましょう。自分のための保険ですから、必要な時に見直しなどを行うようにしましょう。