介護保険適用に関するトラブルが続出！？高齢者専用賃貸住宅について

2016.09.27

高齢者専用賃貸住宅を利用することにより、今までよりもぐっと高い生活水準にて、楽な暮らしが行えるようになるケースもあります。
最近ではこの高齢者専用賃貸住宅が人気を集め、ここに入居をしたいと考える人も後を経ちません。

しかし、高齢者専用賃貸住宅における介護保険利用に巡って、トラブルが続出をしているようです。

高齢者専用賃貸住宅は、主に私生活面において自立を行なえている人や、簡単な支援のみで生活ができる人が入居できる住宅になります。
高齢者でも賃貸住宅の契約を行えることや、高齢者が住みやすいように環境が整えられているため、何も配慮されていなかった自宅よりも住みやすくなったという人もいるほどです。

またこのような住宅においては、生活の支援（洗濯・掃除）などや、入浴などの介護サービスが行なわれているケースもあります。

ただし、住宅に入居する際の初期費用が高額であることや、家賃が割高に設定されているといったマイナス面が目立つこともあるそうです。

高齢者専用賃貸住宅は、介護保険を適用して安価に利用できると考える人もいるようですが、実際にはそのようなことは一切ありません。
有料老人ホームなどとの違いが明確にならないような住宅も存在していることにより、誤解を招きやすくなっていると言われています。

ちなみに高齢者専用賃貸住宅でも、介護保険を適用できるケースがあります。
それは、高齢者専用賃貸住宅で行なわれる介護サービスを利用した場合に、1割や2割負担にてサービスを利用できるということのようです。

高齢者専用賃貸住宅には、介護を行なう方々が在中していて、入浴などの支援を行なってくれるケースもあります。
このサービスを利用するには、高齢者専用賃貸住宅入居時に、別途サービス利用に関する契約を行う必要があるそうです。

そしてこのサービスを利用した費用に関しては、高齢者専用賃貸住宅の家賃や生活費などにプラスされることになります。
また、保険適用上限を超えてしまうことで、残りは全て実費になることも要注意です。

高齢者専用賃貸住宅は、基本的に自立している高齢者の方や、軽度な支援のみで生活ができる人が入居する住宅であると言われています。
その為、有料老人ホームなどとは全くサービス内容も異なります。

『高いお金を支払って入居しているのに支援が少なすぎる！』と不満を抱く人もいるようですが、『高齢者専用賃貸住宅はあくまで高齢者の方が入居しやすい環境（バリアフリーなど）を整えた住宅である』と考えておきたいところです。

保険トーク