どうすれば利用できるの？介護保険タクシーについて
介護保険タクシーと呼ばれているタクシーを御存知でしょうか？
これは、介護保険を利用して乗車できるタクシーのことです。
介護保険タクシーを利用することで、身体の不自由な人でも、格安価格で行動範囲を広げることができます。
介護保険タクシーとは？
介護保険タクシーは、介護保険を利用して乗車できるタクシーのことです。
主に
・病院
・役所
・介護施設
上記に移動する時に保険を利用して移動ができるというものです。
これらの施設に移動をする場合、介護保険タクシーにて介護保険を利用することで、1割や2割負担にて移動ができるようになります。
しかし、全ての介護タクシーで保険が利用できるわけではありませんので、これからご紹介するポイントに十分注意しておきましょう。
介護保険を利用できないタクシーについて
介護保険を利用できるタクシーは、国内でもわずかであると言えるかもしれません。
全ての介護タクシーで利用できるわけではないのです。
そもそも、介護保険を利用できるタクシーの場合は、介護施設を運営している会社が介護保険指定業者ナンバーを取得しておく必要があると言われています。
この取得を行なっていない介護タクシーを利用した場合は、一般的な介護タクシーとして10割請求されてしまいますので十分注意しておかなければいけません。
ちなみに、介護タクシーは介護保険を利用できるものであるとの考えの人がたくさんいるようで、支払い時に料金を巡ってトラブルになるケースは少なくないようです。
利用する介護会社を選定する前には、まずこの辺りの下調べを行なうことも必須となるわけです。
病院への移動なのに保険が適用されない？
実は、介護保険指定業者ナンバーを取得している介護保険タクシーを利用しても、保険が適用されないケースがあるんです。
そもそも介護保険タクシーでは、事細かな利用条件が定められていて、その条件に当てはまった場合にのみ利用できるというもので、介護区分も要介護ではなければ利用できません。
ちなみに介護保険タクシーを利用して1割負担で行けるのは、日帰りの通院時のみだと言われています。
これは何も病院に限ったことではなく、介護施設であっても同じことで、条件に当てはまらなければ保険が適用されないケースもあるわけです。
逆に今回ご紹介した範囲外でも保険が適用になるケースもあります。
介護保険タクシーを利用したいと考えるのであれば、利用をする前にどの範囲までが保険は適用されるかなど、下調べから始めるようにしていきましょう。
