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どこが違うの?【養老保険】と【個人年金】

2016.12.19

皆さんは、養老保険や個人年金といった保険商品について御存知でしょうか?
ちなみにこれらの違いについても、簡単に説明をすることはできますか?

これらの商品は同じように考えられがちですが、契約内容や保障内容も異なるものなのです。
貯蓄を目的とした保険への加入を考えるのであれば、是非今回のコラム内容も一度チェックしてみてくださいね。

では、『どこが違うの?【養老保険】と【個人年金】について』確認していきましょう。

養老保険とは?

養老保険は、
・満期時受け取り総額
・保険期間
上記を加入時に決めて、契約が開始になります。

満期時受け取り総額の決め方には
・100万円や300万円といった、ある程度決まった額の中から自由に選ぶタイプのもの
・100万円から300万円までの間で、5万円や10万円刻みで自由に決めるというようなタイプのもの
上記のような、異なる2種類のタイプがあるようです。

ちなみに保険期間の決め方には
・10年や20年など、ある程度決まった枠の中から自由に選ぶタイプのもの
・10年から50年の範囲内で、1年や5年刻みで自由に決められるタイプのもの
上記のような、異なる2種類のタイプがあるようです。

養老保険は
・結婚資金
・子供の教育資金
・マイホームやマイカー購入に関する備え
・老後に関する備え
などなど、さまざまな目的でかけられています。

満期金受け取り時期もある程度自由に選定できることから、一定期間までは資金を保険会社に預けておき、資金が必要な時期(子供の進学や定年などの節目)に保険金を受け取れるように設定するのが一般的です。

また、養老保険の場合は、契約者が契約中に死亡をした時に、死亡保険金として満期総額に値する保険金を受け取れるといった特徴があります。

更に、入院特約などの各種特約を付加することができ、幅広く保障される保険として活用できるものです。

ただし、元本割れをするケースが多いのも、養老保険の特徴の一つです。

個人年金とは?

個人年金は、
・年金の受け取り総額
・年金開始時期
上記を加入時に決めて、契約が開始になります。

満期時受け取り総額の決め方には
・100万円や300万円といった、ある程度決まった額の中から自由に選ぶタイプのもの
上記であることが一般的です。

ちなみに年金開始時期の決め方には
・40歳前後から一定期間保険金を受け取れるタイプのもの
・定年退職をする60歳から一定期間保険金受け取れるタイプのもの
・実際の年金が開始される65歳から一定期間保険金を受け取れるタイプのもの
上記のような、異なる3種類のタイプがあるようです。

個人年金は
・老後に関する備え
上記を目的としてかけられることが一般的です。

個人年金も保険期間を定めて、その期間内に支払いを終え、年金を必要とするまでの間、保険会社に資金を預けておくということができるものです。
そして保険金の受け取り時期が来たら、一定の間、毎月決まった額を口座に振り込んでもらうことになるため、保険金を一括して受け取る時とは違い、使いすぎ防止にも役立ちます。

個人年金は、契約期間中に契約者が死亡をしてしまったような場合には、期間内に支払った保険金のみを遺族が受け取ることになります。
この辺りが、養老保険との大きな違いであると言えます。

また、もし年金が開始されて以降に契約者が亡くなったような場合には、指定代理人が年金として保険金受け取り期間満了時期が来るまで、毎月決まった額を受け取ることになります。

ちなみに個人年金は、長期に及び資産を預けることで、利益を生んで返ってくるというのが一般的です。
ただし、支払いが難しくなり、途中で解約をしてしまったような場合には、元本割れのリスクが出てきます。

あくまで払込満了期間までしっかりと払い込み、更にその資産を一定期間寝かしてこそ、利益を生んで返ってくるものなので注意しておきましょう。

契約内容の違いとは?

養老保険と個人年金の違いは
・契約者死亡時の受け取り総額
・保険金の受け取り時期
・保険金の受け取り方法
・元本割れのリスク
・付加できる特約の内容

上記にあると言えるでしょう。

どちらも貯蓄を目的としてかけられるものですが、利益重視で考えるのであれば、老後の備えとして利用される、個人年金への加入がおすすめです。

一方、ライフプランに合わせて貯蓄を行ない、ある程度の時期が来たらまとめて資金を受け取りたいと考えるような方には、養老保険への加入がおすすめです。

これらは、利用用途に合わせてこれらの保険を使い分けることにより、メリットの多い契約ができるようになるものです。

まとめ

養老保険と個人年金は、どちらも貯蓄を目的とした保険であり、どちらも同じような商品であると勘違いされがちです。
しかし、この二つの保険は、契約内容や保障内容も全く異なるものであるということが、わかって頂けたことでしょう。

これから貯蓄を目的とした保険への加入を考えるのであれば、この二つの保険の違いについても、簡単に頭に入れておくと良いでしょう。

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