子供の進学のために資金を貯めたいなら『養老保険』を活用するのもおすすめ

子供の将来のことを考えると、保険にでも入ってお金を貯めていきたいと考える人は少なくありません。
しかし、入る時期が遅くなればなるほど、学資保険は月々の支払い額が大変高額になってしまうものです。
そこで養老保険を便利に活用することもおすすめです。
学資保険とは?
学資保険は、子供の進学に合わせて貯蓄を行なう保険です。
この保険をかけることにより、貯蓄が苦手な人でも貯蓄ができるようになることでしょう。
ただし、18歳に保険を受け取る場合は早期(10歳程度)に払い込みを完了しておかなければ、利率という面でもメリットを感じることが少なくなります。
※資金を長く保険会社に預けた方が、受取り時の満額が大きくなるため。
しかし、早期に払い込みを完了させようと考えれば、月々の支払い額は大変高額になりますね。
0歳や1歳からかけているのであればまだしも、10歳になってからいきなり入ろうと考える場合は、掛け金や利率の都合などで入ることにためらう人が出てくるのです。
養老保険とは?
養老保険は、老後のために貯蓄を行なう保険です。
この保険であれば、月々の掛け金にもある程度の自由がきくことや、受取り時期を10年や20年と自由に設定できることで人気です。
たとえば子供が8歳の時に加入をして、18歳の時に満期にしたい。
もちろんこんなことも可能です。
また、養老保険であれば、契約者に医療保障などもついてきます。
子供は地域の補助があるからあまり医療面では心配はないけれど、大人になると話が違うと考える方々からは、この様な保険も選ばれているのです。
ただし、あまりにも医療面を充実させてしまうことにより、貯蓄に回る費用がどんどん低くなり元本割れのリスクが高まるので、この辺りも注意しておきましょう。
この2つの保険の決定的な違い
学資保険と養老保険の決定的な違いは、お金を受け取る時期にあると言えます。
・学資保険→お祝い金として少しずつお金を受け取ることができる
・養老保険→満期時に一括でお金を受け取る
上記のようなところが全く異なるポイントなのです。
高校進学時に一部を受け取り、進級とともに一部を受け取り、残額を卒業時に受け取りたいなんて考える人であれば、学資保険の方が便利だと言えます。
しかし、高校受験ないし大学受験の時に一括でお金を受け取れればそれで良いと考えるのであれば、どちらでも問題はありません。
あとは利率や保障内容などで、かける保険に対する好みも分かれることになるでしょう。