もし学資保険に加入をした会社が倒産をしてしまったらどうするの?

学資保険は長年に渡りかけ続けるものです。
今は利率良く好景気な会社であったとしても、今後はもしかすると会社が倒産してしまうかもしれません。
そんな時に自分がかけている学資保険ってどうなってしまうの?
必ず保険をかける時には、考えてしまうことではないでしょうか?
今回は、学資保険をかけた会社が倒産をした場合にどうなるかについてご紹介していきます。
保険会社の倒産について考えたことはない?
学資保険をかける時に最も気になるのは『保険会社が倒産してしまったらどうするの?』と言う部分ではないでしょうか?
学資保険は10年や15年など、長期に渡り持ち続けるものです。
その為、もし会社が倒産をしてしまって掛け金がパーになってしまったら、何のために貯蓄をしてきたのかなんてわかりませんよね。
ちなみに実際に生命保険会社の中には、倒産をしてしまった会社もあるようです。
必ずしも倒産するわけではないが・・・。
国内で商品を販売している保険会社は『生命保険契約者保護機構』に加入をしているので、たとえ倒産をしても保険は他社に引き継がれます。
しかしこの場合は、
・学資保険の満期時受け取り金額が約10%減
・保障内容の一部改正
などが行なわれるそうです。
たとえ10%でも掛け金の大きな保険になればなるほど大変損をしたことになりますが、まだ掛け金が全く意味をなさないようになるよりは安心することができますね。
保険が引き継がれなかった場合は?
たとえ、『生命保険契約者保護機構』に加入をしていたとしても、なかなか保険が引き継がれないケースもあるそうです。
この場合は他の会社が引き継ぐまでの期間、生命保険契約者保護機構が援助を行なうことにより、現在加入している保険をかけ続けることができるそうです。
※詳しく知りたい場合は、生命保険契約者保護機構について少し調べてみることをおすすめします。
ただし、倒産後にどのようにその保険内容が引き継がれるかによって、保障内容や利率が大きく変動する場合もあるのは事実。
また、『もともとかけていた会社以外の会社が引き継ぐのであれば解約をしたい』と考える場合でも、あまりにも早く解約をしてしまうことで解約返戻金が一切戻ってこないようになってしまうこともあるようです。
この様に、学資保険を契約する場合であれば、契約をする会社は見極めが必要ということになるのですね。