『学資保険』と『子供保険』？この二つの保険の違いって？

2016.04.16

学資保険と子供保険。
どちらも耳にしたことがある方は、少なくはないことでしょう。

この二つは、どこがどう違うものなのかについて、考えたことはありますか？
これから学資保険加入を考えるのであれば、この二つの保険の違いについても確認してみましょう。

学資保険は、子供の進学時に困らないように貯蓄を目的として積み立てを行なうものです。
貯蓄性を重視するのであれば、返戻率の高い特約などが付加されていない商品に加入をすることで、掛け金よりもほんの少しプラスされた資金を満期時に受け取れることが一般的です。

貯金が苦手な人の場合であれば、この様な保険をかけておくことにより、後々困らないようにしておくと言う考え方もありますね。

子供保険は、医療保障を重視するタイプの保険です。
ケガや病気による入院時に、1日最大〇〇円まで支払われますよと言った保険ですね。

ここに貯蓄もオプションの様な形でついているので、保険料を払い込むことで貯蓄もできますよと言うような形になるのです。

子供はケガや病気をすることが多いから、医療保障だってつけておきたい！
この様な家庭からは、この保険も人気のようです。

学資保険と子供保険の大きな違いは
・医療保障がついているかどうか
・解約返戻金の利率
ここにあるのではないでしょうか？

例えば、貯蓄性に優れた学資保険をかける場合は、掛け金よりも少し多く満期時に受け取れることが期待できます。
しかし、医療保障がついている子供保険をかける場合であれば、元本割れをしてしまうこともあります。

貯金がしたいか、医療保障を充実させたいかによっても、どちらを選ぶかは大きく異なるものなのです。

保険会社などの方々に話しを聞くと、地域によっては子供のうちはあまり医療費がかからないケースもあることや、学資保険として積み立てるのだから元本割れをしてしまうことは考え物であるとのことで、貯蓄性の高い特約なしの学資保険が選ばれる傾向にあるそうです。

ただし考え方は個々によって全く異なりますし、子供のうちは病気やケガはつきものの様に考える人だっています。
こういった面も含めた上で、本当に家庭にあった保障内容はどちらであるかについても考慮して、学資保険にするか子供保険にするかを選定していく必要があります。

おそらく地域によっても、どちらが人気であるかについては、大きく分かれてくるポイントであると言えるでしょう。

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