三大疾病特約って本当に必要?そもそも三大疾病って何なの?
生命保険へ加入をすると勧められるのが、三大疾病特約の付加ではないでしょうか?
特約の一つ一つを見直していれば、これって本当に必要なの?
と思うような内容のものまで付加されています。
では三大疾病特約についてはいかがなものでしょうか?
そもそも三大疾病特約って?
三大疾病とは
・癌(悪性新生物)
・心筋梗塞
・脳卒中
この3つの病気を保障するもののことです。
これらは生活習慣病としての発症リスクが高く、日本人の死亡率の40%~50%程度はこのどれかによる死亡であると言われています。
その為、この特約を勧められるケースは大変多くなるのです。
これって本当に必要なの?
三大疾病の中には
・癌
これが含まれているので、付加しておいても損はしないものであると言えます。
心筋梗塞は動脈硬化などにより血液の流れが抑制されて起こるもので、20代や30代の方々では発症率が少ない病気であると言われています。
ただし、最近は生活習慣病にかかる人が増加しているために、20代でも発症するケースが見られるそうです。
脳卒中は主に脳の血管が破れたりして起こるもので、最近では30代~40代の方でも発症するケースが見られるそうです。
特に脳卒中に関しては、喫煙が深く関わる病気だそうで、非喫煙者によりも喫煙者の方が発症リスクが高まります。
これらを考えると、『若くからこの特約を付加していても、特には問題ないものであるかな?』と言った印象を受けます。
特約は本当に必要なものだけを付加しましょう
特約の一つ一つの料金を見ていくと、大変少額で付加できるものがほとんどです。
特に年齢が若くなればなるほど発症リスクは低下するので、ほんの何百円かでかけられることでしょう。
その為、これらの特約を付加しておいたとしても、問題の無い範囲だと考える人も多いことでしょう。
ただし、あれもこれも何百円で付加できるものだからと、たくさんの保障をつけてしまうことにより、どんどん保険料は高額になるものです。
また給付金も100万円が1回おりる程度なのであれば、『まだ若いうちは、掛け金を少しでも節約して貯金にまわしても良いかな?』とも考えられます。
保険に対する考え方は人それぞれで、少額から付加できるものがほとんどです。
そこで今回ご紹介した特約も含め、本当に必要であるかどうかの判断は、自分の体調状態や普段の生活状態により考えていくようにするのも一つの手です。
現在の生活状態や健康状態に合わせたプランを選べるように、担当者の言葉を鵜呑みにすることなく、ファイナンシャルプランナーなどとも相談をして、本当に必要な保障のみを残せるようにしていきましょう。