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必ず知っておきたい過失割合。知らないと自己負担が大きくなることも!

自動車事故には、大まかに分けると単独事故と相手がいる接触事故の2種類があります。
単独事故の場合は何も問題はありませんが、相手がいる事故については、自分と相手とで比べてどちらがどのくらい悪いのかという「過失割合」が示談を進めるなかの保険会社との会話や文書で必ず使われます。

その「過失割合」によっては、場合により自分の負担が大きくなることもあり、十分知っておくべきではないでしょうか。
なお、過失割合によっては保険を使わない選択も可能です。
 

 
 

0:100の事故は、ほとんどない

一般的には、相手車のある交通事故の場合は、0:100の過失割合の事故はあまりありません。0:100の過失割合の事故は、次の例のような場合に限られています。

たとえば
①相手の自動車が赤信号を無視してに自分の自動車に追突した。
②相手の自動車がセンターラインを飛び出して自分の自動車に衝突した。
以上の2つ以外はあまりないようです。
 

動いている同士の事故は双方に過失が発生

ですから少しでも自動車が動いている場合は、必ず過失が生じます。

保険会社の査定部門では過失割合については、いくつもの事故類型や過去の交通事故判例などにより判定していきます。
実際の事故の状況により若干の修正要素が入り、過失割合が決定します。
 

最後は保険会社の交渉力が勝負

交渉力
過失割合で相手ともめることはよくあることです。
そのとき最後は自分が加入している保険会社の力の差、交渉力が勝負です。

過失割合は、最終的には双方が納得しないと示談となりません。
納得しないと調停や裁判などに移行し、かなりのエネルギーを要します。
できるだけ加入している保険会社にがんばってもらって少しでも納得する過失割合を勝ち取って欲しいものです。
 

過失割合で保険使用しない選択も

過失割合によっては、保険を使用しないことも検討しましょう。

たとえば自分が10%で相手が90%だとします。
相手の修理代金が10万円であれば1万円を自分の保険の対物補償で支払いが可能です。
自分の修理代も10万円としたら9万円は相手の保険の対物補償で支払ってくれます。

自分が車両保険に加入していない場合、自分の自動車修理代10万円から相手の対物保険から補償される9万円を差し引いた分の1万円が自己負担となります。

自分の保険を使わずに相手への1万円と自分への1万円を現金で支払う方が、翌年の保険料アップ分と比較しお得となる場合があります。
保険使用した場合の翌年保険料以降3年間の保険料を保険会社・代理店に出してもらいましょう。

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