たくさん出回っている「がん保険」。損するものや得するものを見極めて!

世の中にがん保険と名のつく商品は多数あります。
今までは外資系のがん保険が特に大々的に広告を打って目立っておりましたが、近年は国内生保系もがんに特化した商品が多数出てきております。
たくさんある商品のなかで、自分が加入するとしたらどんな基準で選んで加入したらよいか、しっかり補償の中身をしっておくべきではないでしょうか?
がんは男性は2人に1人、女性は3人に1人かかる?
一生涯のうち、がんは男性は2人に1人、女性は3人に1人発症する可能性があるとよく言われていますね。がんになり得るべき細胞は元来人間が保有する細胞であり、それが何らかのストレスにより突然変異して、いわば悪玉となった細胞としてがんを発症するといわれています。
がんの治療については、メスによる手術や放射線治療などのような従来の治療法とともに先進医療といって重粒子線照射や免疫療法などの最先端の治療法があります。先進医療の治療法はテレビなどでも取り上げられて有名ですね。
このようながんの治療には、かなりのお金がかかるというイメージがあります。
そこでがんに特化したがん保険が外資系の保険会社を中心に爆発的に売れてきました。
補償の中身はどうなっているか?
がん保険の補償内容としては、がんで入院した時に給付される入院保険金があります。
1日につき10000円とか20000円という形で給付されます。
またがん診断給付金というものがあります。
医師からがんと診断確定された場合は、一時金として100万円とか200万円とか、あらかじめ決められた額がおりるようになっています。
通院治療にも対応した通院保険金も支給されるものもあります。
それで当面の治療費を賄うことができます。
90日間の待機期間って
がん保険には待機期間という制度があります。
どの保険会社もがん保険に加入する際に、加入日から90日間は、がんになっても補償の対象にならないというものです。
またがん診断給付金については、保険会社によりますが上皮内がんなどの比較的軽いがんは、決められた額の20%などと減額されて支払われるケースがあります。
今加入の保険を確認しよう
がんは、確かに怖い病気なので余裕があれば加入しておきたいものです。
しかし、がんで入院になれば当然普通の医療保険でも保険金対応はできます。
また普通の医療保険に上乗せとしてがんの特約を付け、幅広くガードするものもあります。
今加入している保険を確認して、不足している場合や特約プラスで対応できることもぜひ考えたいものです。