保険トーク

女性は男性よりも長生きの傾向にあります。
しかし女性特有の病気が多く、病気になって手術を受ける、治療が必要になるといったリスクは、男性よりも低いとは言えません。

一般的な病気や障害に対しての備えと同時に、女性特有の病気についても、しっかりと備えておきたいところです。

夫の保険に入るデメリットを考えて単独で

夫の生命保険に妻の保障も特約としてセットしておくという形は、単独でそれぞれが保険を持つことと比較して保険料も安く、一見お得に見えるものです。
夫が先に死亡した場合にはその保険は消滅し、それと同時に妻の保障も消滅します。

保証を継続させるためには新たに妻が契約することになりますが、健康上の理由によってすでに生命保険加入が難しくなっていたということもあります。
また妻の保障を夫の保険の特約で付帯する時には、女性特有の病気に対しての特約等が付帯出来ないものも多く見られます。

夫にアクシデントがあった時にことも考え、それぞれが単独で被保険者となっている生命保険への加入が望ましいとされています。

一家の大黒柱は夫だけではないから

大黒柱というと、稼ぎ手である夫を指すことが多いものです。 ライフスタイルも様々ですので、違ったケースも多くなっていますが、それでもまだ「夫が大黒柱」と言われるケースが一般的でしょう。

しかし妻が入院を伴うような病気になった時の出費は、夫のそれと比較し更に家計を圧迫するといったことも少なくありません。
夫はそれなりにしっかりした生命保険に加入している家庭も多く、大変助かったという感想が持たれます。
しかし妻の時には万全な保険に入っていないことで、大変だったと言われます。

子供がいる家庭で妻が入院すると、子供のために残業を減らしたり、食事の面で外食や店屋物が多くなったり、ヘルパーやシッターといった人の手を投入しなければならないこともあります。

収入が減って出費が増えることが多いに考えられます。
単独で保険に加入していることで、それらもカバーすることが可能になります。

女性の求めに応じることが出来る保障

乳がんやその他、女性特有の病気は、早期発見によってその後の生存率は画期的に延び、今では生命を脅かす不治の病ではなくなっています。

しかし心のケアに重点を置くことが大切。
たとえば乳がんによって乳房を失くした人は、そのことで大きく傷つきます。
乳房再建手術などを行うことでかなり心の問題が緩和されるものですが、これは自由診療の領域です。

金銭的な面で債権手術が受けられないといった悲劇がないよう、このような面でどこまでカバーできるのか生命保険を比較し、検討することが大切です。