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通院時も保障してくれる保険のメリット・デメリット

医療保険の中には、通院時も保障してくれるものがあります。
通院により稼働制限が生じた時、保険の保障があれば安心ですよね。

今回は、通院時も保障してくれる保険のメリット・デメリットについて調べてみました。

通院時にも手厚い保障を得たい。
そんな人は、この保障のついた保険について、一度細かな内容まで確認してみましょう。

近年、早期に退院を余儀なくされる

最近の病院は、ここで十分に療養を取るというよりも、自宅に帰ってゆっくり療養するといったスタンスにしているところが多くなってきました。
入院は、必要最低限に行なうといったスタンスなのです。

とくに大きな病院になればなるほど、緊急要した患者を受け入れるために、ベッドの空きを確保する必要があります。
その為、早期退院を余儀なくされる患者もたくさんいるのです。

このようなスタンスの病院が増えたことにより、医療保険の入院給付金を受け取れる最大日数(1回の入院に対して受け取れる給付金の日数)も少なくなりつつあります。
※入院給付金=入院日数×給付金日額

十分な入院給付金を受け取れない場合、退院後の生活費に不安が生じますよね。
とくに退院をしたからといって、すぐに働くことができない人の場合は、通院保障の必要性も高まることでしょう。

通院保障のメリット

退院後の通院に対して、保障してもらうことができます。
通院のために仕事を休まなければいけない場合や、そもそも自宅療養期間中であり、稼働制限が生じている時などには、この保障による給付金を生活費にまわすことができます。

基本的に退院後の通院は保障されるので、日帰り入院後の通院に関しても、保障が適用されるケースは多々あります。
※契約する商品によっては、適用されないケースもあります。

1回の通院に5,000円や10,000円といった給付金が受け取れるようになるので、長期に渡る通院の場合でも安心です。

通院保障のデメリット

通院保障は主に、特約として付加されるものであり、これを付加することで保険料は割高になります。

社会保障を利用できる人の場合、医師から稼働制限を受けると、傷病手当を利用できますよね。
傷病手当により給料の7割程度は受け取れるようになりますので、割高な保険料を支払ってまで通院保障を付加する必要があるのか疑問をもつ人もいます。

また、通院保障を受け取れる期間は決まっていて、これを超えた通院は保障されません。
更に入院を伴わない通院に関しては、給付金が発生しないケースも多々あるので、この保障が必要であるかどうかについては、個々の考え方によって大きく左右されるポイントだと言えます。

がん保険には通院保障が付加されている

がん保険をかけると、通院保障が付加されているケースは多々あります。
別途特約として付加するのではなく、基本的な保障として、通院保障が付加されているのです。

最近は、がんと診断されても入院せずに、通院によって治療を重ねていくといった病院が多いので、この保険には通院保障が付加されているのです。

しかし、がん保険であっても、通院保障が付加されていないケースもあります。

もしこれからあなたががん保険に加入をするのであれば、通院保障特約の付加も視野に入れて、保険加入を検討されてみても良いかもしれませんね。

まとめ

いかがでしたか?

通院保障がどのようなものであるかについて、わかって頂けたことでしょう。
また、この保障に関するメリット・デメリットについても、簡単に把握して頂けたことでしょう。

通院保障のメリット
・退院後の通院時に給付金を受け取れる
・退院後の生活費に関する安心感を得られる
・日帰り入院後の通院にも、適用されることがある

通院保障のデメリット
・多くの場合が、特約として付加するものである
・通院保障を付加することで、保険料が割高になる
・傷病手当が利用できる人の場合、この保障の必要性は軽減される
・給付金は、受取れる期間が決まっている
・主に入院を伴わない通院には、給付金は受け取れない

医療保険は、もしもの時に役立つものです。
とくに一家の生計を握る人の場合、この保険の充実度を高めたいと考えるはず。

しかし、この保障を付加することにより、割高な保険料の請求をかけられるのであれば、その費用分を貯金にまわした方が良いとも考えることができます。

ニーズに合わせて付加するのが特約!
本当に必要かどうかの判断を行なうことは、とっても難しいものです。

あなたが実際に入院をして、退院後に通院を余儀なくされた場合のことを想定してみて、家計が過度に圧迫されるということがないように感じた場合には、この保障の必要性は限りなく低いと考えると良いです。

特約は更新時に付加できるケースも多いので、今すぐ必要ではないと考えるのであれば、後々付加していくといった形を取られても良いかもしれませんね。

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